
学務
質の高い教育システム
法学学士課程は、時代の変化に即した質の高い法学教育をイスラームの価値観に基づいて提供し、卓越性と誠実性を備えた卒業生を輩出することに尽力しています。
卒業論文
卒業論文(skripsi)は、法学分野の問題を取り上げ、現行の法規範・原則・法令に基づく解決を求める法学研究(文献研究または実地研究)の成果をまとめた学術論文です。その執筆は法学部法学科の必修の最終課題であり、法学士(S.H.)取得の要件の一つです。学生は論文の独自性、データの正確性、学術的資料の利用、学術倫理に沿った研究遂行に責任を負います。
論文研究には二つの形態があります。法資料と二次データを科学的・体系的に検討する文献研究(必要に応じて実地データで補完)と、観察・面接などによる一次データを主な資料とし文献データも併用する実地(法社会学的・実証的)研究です。要件、手続き、指導、原稿の書式、審査に至る詳細は、公式ガイドから以下に要約しています。
卒業論文の手順10
2026年版フローポスターに基づく、題目申請から最終提出までの10ステップ。各ステップに使用する様式・文書を示し、その場からダウンロードできます。
- 1
- 2
- 3
指導教員の決定
学科秘書が学科長の承認のもと専門分野に応じて指導教員(助教以上、修士/博士)を決定。指導教員任命書が発行され、学科長が学部長に任命決定を申請する。書類はスキャンして学務職員・指導教員・保管用に送付する。
卒業論文執筆申請書 - 4
計画書の作成と承認
計画書には背景、研究課題(設問形式)、目的、意義、用語、研究方法、日程、章立てを記し、前付には表紙・指導教員承認・目次を置く。指導教員が承認し署名する。
卒業論文執筆ガイドブック2026 - 5
記録される指導過程
指導記録ノートは毎回(対面・オンラインとも)持参し、日付・内容・修正指示・時間・双方の署名を記録する。10段階の進捗は段階記録シートに署名する。回数と時間の集計が質保証の証拠となる。
卒業論文指導記録ノート2026 - 6
調査許可とデータ収集
学科が学科長署名の調査紹介状を発行し、学生はそれを添えて調査先機関の責任者に調査許可申請書を提出する。調査(データ収集・面接・観察・文書調査)は学術倫理と機関データの秘密保持を守って行う。
調査実施許可申請書 - 7
論文本体の執筆
第1章序論—第2章文献研究(イスラーム法の視点の節を必須)—第3章研究結果と考察—第4章結び。60ページ以上、配分25%/30%/40%/5%。要旨は1ページ250〜260語・3段落、インドネシア語と英語。
卒業論文執筆ガイドブック2026 - 8
審査要件の充足
140単位・GPA 2.50以上・C評価なし、TOEFL 450以上、Turnitin類似度24.99%以下、審査申請書に指導完了証明を添付、製本しない原稿3部をフォリオ判ファイルで提出、指導料納付済み。
卒業論文指導記録ノート2026 - 9
論文審査(口頭試問)
審査委員会は主査・指導教員・副査1名で構成し、原稿は3日前までに委員へ届ける。審査は委員会全員の前で口頭・公開・最長60分。執筆過程・原稿・発表・応答を評価し、A=4、AB=3.5、B=3、BC=2.5、C=2で採点する。
卒業論文執筆ガイドブック2026 - 10
審査後の修正と最終提出
修正稿は1週間以内に学部へ再提出し審査員が確認する。最終原稿は電子形式で指導教員に提出し学部図書館へ回付、印紙付きのオリジナリティ宣誓書と公開同意書を添える。すべて揃った後に成績が発行される。
卒業論文執筆ガイドブック2026
様式と文書6
論文の各段階で使う公式様式・文書を段階別にまとめました。いずれも学務課でも入手できます。
手順
ガイドブック
題目申請
論文指導
卒業論文指導記録ノート2026
毎回の指導に持参(インドネシア語・英語併記):学生と指導教員の情報、各回の記録、双方の署名、回数と時間の集計。審査申請時の必要書類であり、認証評価の証拠にもなる。
PDFをダウンロード実地調査
特記のない限り様式は学生が記入します。調査紹介状は申請により学科が発行します。
規定の全文11
1. 卒業論文申請の要件
- 1.1在籍中の学生であること。
- 1.2125単位を修得し、GPA 2.50以上かつD評価がないこと(詳細は最新の学務ガイドブック参照)。
- 1.3「法学研究方法論」を合格済みであること。
- 1.4TOEFL 450点以上を取得済み、または受験中であること。
- 1.5履修計画(KRS)に「卒業論文」を登録していること。
- 1.6論文執筆申請書(ガイド付録1)を記入すること。
2. 論文題目の申請手続き
- 2.1学生は学務課の所定用紙で希望題目を学科長に提出する。
- 2.2題目は履修した専攻プログラムに合致していなければならない。
- 2.3学生が署名し指導教員(学業アドバイザー)が確認した用紙を、SIM UNISSULAの最新成績一覧(DKN)と最新KRSの写しを添えて学務課に提出する。
- 2.4学科長が題目を審査し、承認すれば指導教員を決定し学部長に指導教員任命を申請する。
- 2.5題目が承認されなかった学生は新しい題目を申請する。
3. 論文指導
- 3.1各学生は論文執筆ガイドに基づき1名の指導教員の指導を受ける。
- 3.2指導教員は助教(Asisten Ahli)以上の職位で修士または博士の学位を持つ教員とする。
- 3.3指導教員は法学科長の決定に基づいて任務を行う。
- 3.4指導時には指導記録ノートを必ず持参し、指導教員が修正事項を記入する。
4. 執筆期間
- 4.1論文の執筆期間は題目承認から最長6か月とする。
- 4.2未完の場合は最長6か月延長できる。延長を受けた学生はKRSに卒業論文を再登録する。
5. 論文計画書の構成
- 5.1前付:表紙(題目、目的、UNISSULAの校章、氏名と学籍番号、所属、提出年)、指導教員承認ページ、目次。
- 5.2本文:問題の背景、研究課題(設問形式)、研究目的(「…を明らかにする」)、研究の意義(理論的・実践的)、用語定義、研究方法、研究日程、章立て。
- 5.3背景は、あるべき法(das Sollen)と社会の実態(das Sein)との哲学的・法的・社会学的ギャップから出発し、事実で裏付ける。
- 5.4研究方法には、アプローチ(規範法学的または法社会学的)、研究の性格(記述的・探索的・説明的)、データの種類と出所(一次/二次)、収集方法(文献調査、面接、観察、文書)、調査地と対象(法社会学的アプローチのみ)、分析方法を記す。
- 5.5後付:アルファベット順の暫定参考文献(クルアーン・ハディース、書籍、法令、学術誌・学術論文、その他)、および必要に応じて図・チャート・表・グラフ・付録の一覧。
6. 論文本体の構成
- 6.1前付:表紙、標題紙、指導教員承認、認定ページ(指導教員・審査員・審査日)、モットーと献辞、印紙付きオリジナリティ宣誓書、印紙付き公開同意書、まえがき(2ページ以内)、目次、表・チャート・グラフ・図・付録の一覧、要旨。
- 6.2要旨は1ページ、250〜260語、1行間隔、3段落(背景と目的/方法/研究課題への答えとなる結果)で、斜体のキーワードで締め、インドネシア語と英語で作成する。
- 6.3本文:第1章 序論、第2章 文献研究、第3章 研究結果と考察、第4章 結び(結論と提言)。計画書に比べ背景を拡充し方法を精緻化し、研究日程は削除する。
- 6.4文献研究には、論文テーマに関連するイスラーム法の視点を扱う独立した節を必ず設ける。
- 6.5結論は研究課題に簡潔かつ的確に答え、提言は研究結果に基づき関係者に向けて述べる。
- 6.6後付:参考文献と付録。
7. 執筆・書式の規定
- 7.180g/m²用紙に片面印刷、21×28.5cm、60ページ以上。配分は第1章25%、第2章30%、第3章40%、第4章5%。
- 7.2バッファロー紙の表紙(厚紙で補強しラミネート)、色は専攻別:民法は青、刑法は赤、国際法は白、憲法はオレンジ、行政法は黄。
- 7.3Times New Roman 12ポイント・黒(Microsoft Word等)、行間2行。要旨、5行を超える直接引用、脚注、参考文献は1行間隔(参考文献の項目間は2行)。余白は上4cm、下3cm、左4cm、右3cm。
- 7.4ページ番号:前付は小文字ローマ数字を下中央、本文と後付はアラビア数字(各章の最初のページは下中央、以降は右上)。章は大文字ローマ数字(BAB I, BAB II…)、節は大文字、階層はA. 1. a. 1) a) (1) (a) i.の順。
- 7.5標準インドネシア語で書く。外来語は斜体。新段落は6字下げで3文以上。一人称・二人称を避け受動態で書く(まえがきの「私」は「筆者」)。脚注・参考文献に学位・称号は記さない。接続詞で文を始めない。句読点は直前の語に付ける。
- 7.6表・チャート・グラフ・図の語は頭文字のみ大文字で中央に置き、アラビア数字で通し番号を付け、下に出典を記す。
8. 引用・注記・参考文献
- 8.1引用は脚注方式で、アラビア数字を最初のページから最後まで通し番号とし、1行間隔で記す。
- 8.2脚注の書式—書籍:著者、年、書名(斜体)、出版社、都市、ページ。学術誌:著者、年、論文名、誌名(斜体)、巻、号、ページ。学位論文、雑誌・新聞、ウェブサイト(閲覧日時付き)はガイドの例に従う。
- 8.3脚注の略記:ibid.(同一出典が連続)、op. cit.(既出の出典だが間に別の出典あり)、loc. cit.(同一出典・同一ページで間に別の出典あり)。
- 8.4引用は原文どおりに記す。5行を超える引用は1行間隔・字下げで引用符なし、5行未満は引用符付きで本文中に入れる。すべての引用に出典を付す。
- 8.5参考文献は姓(ラストネーム)を先にしてアルファベット順に並べ(称号なし)、題名は斜体。区分の順序はクルアーン・ハディース、書籍、法令(改正を含む)、学術誌・学術論文、その他(ウェブサイトは題名とリンク)。
9. 論文審査の要件
- 9.1在籍中で、KRSに卒業論文を登録していること。
- 9.2140単位を修得し、GPA 2.50以上かつC評価がないこと(最新の学務ガイドブック参照)。
- 9.3TOEFL 450点を取得済みであること。
- 9.4Turnitinの剽窃検査で類似度24.99%以下であること。
- 9.5審査申請書を記入し、指導教員承認済みの原稿を製本せずフォリオ判ファイルに入れて3部、学務課に提出する。
- 9.6指導完了証明(付録3)を添えて学科長に審査申請書を提出し、論文指導料を納付する。
- 9.7学科長が審査日程と場所を決定(掲示板・電子的に告知)し、主査・指導教員・副査の3名からなる審査委員会を任命する。
- 9.8審査は審査委員会全員の前で口頭により行う。
10. 審査の実施と評価
- 10.1審査委員会は主査、指導教員(副査を兼ねる)、副査1名で構成し、原稿は審査の3日前までに委員へ届ける。
- 10.2審査は論文内容全体を対象に、学部の日程に従い公開で行い、最長60分とする。
- 10.3審査員の一人が出席できない場合、学科長の許可を得て別途審査を行うことができる。
- 10.4最終評価は執筆過程、原稿、発表と質疑応答を総合し、審査員の合議で決定する。
- 10.5結果は合格・不合格で判定し、合格者にはA=4、AB=3.5、B=3、BC=2.5、C=2の評語を付ける。
- 10.6審査後に修正がある場合、学生が1週間以内に修正稿を学部へ提出し審査員が確認した後に成績を出す。
11. 最終原稿の提出
- 11.1審査を終え審査員の助言に従って修正した論文は、CDまたは合意した電子形式で指導教員に提出する。
- 11.2CD/電子版の写しを学部図書館の事務にも提出する。
出典:UNISSULA法学部『卒業論文執筆ガイドブック2026』(旧版の改訂)および『卒業論文執筆フロー2026』ポスター。付録15点を含む完全版は上のボタンからダウンロードできます。単位数・GPA・TOEFL・類似度の基準は最新の学務ガイドブックに従います。
